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スティーブ・ジョブズを成功に導いたパラマハンサ・ヨガナンダ

リリィ
スティーブ・ジョブズを成功に導いた人物は誰なの?
それは、1893年に生まれ、西洋に初めてヨガを紹介した指導者で、ヨガの大師として西洋で初めて暮らしたパラマハンサ・ヨガナンダと言われているよ。

スティーブ・ジョブズの葬儀の時にはパラマハンサ・ヨガナンダの「あるヨギの自叙伝」という本が配られたんだよ。
今回は「あるヨギの自叙伝」の改訂版、「あるヨギの成功の黄金律」という本を紹介するよ。
以下は要約。

ハリソン
「人生で成功を収められるかどうかは、生まれついての能力だけでは決まりません。目の前の好機は必ずつかむという強い決意も必要です。人生における好機は創るものであって、めぐってくるものではありません。

パラマハンサ・ヨガナンダ

この本の核となるのは「成功の5ステップ」というセクションで、以下のように展開されます:
・自分に適した仕事を見つける:ヨガナンダは、個人の興味や能力に合った職業を選ぶことの重要性を強調しています。これにより、仕事に対する愛と情熱を持続させることができると説いています。
・愛と興味をもって仕事を行う:彼は、どんな仕事も心を込めて行うことで、その仕事がより有意義で充実したものになると教えています。
・絶え間ない興味と忍耐力を持つ:成功には持続的な努力と忍耐が必要であり、一時的な困難や挫折に屈しないことが求められるとしています。
・常に向上心を持つ:自己満足に陥らず、常に自己向上を追求する態度が成功への鍵であると説いています。
・「成功の王国」を見つける:これは、物質的な成功だけでなく、精神的な充足と調和を見つけることを意味しており、真の成功は内面的な平和と外面的な成就のバランスから生まれると述べています。

ハリソン
リリィ
分かった。その本の中に、エピソードは載っているの?
大きい蛙と小さい蛙というエピソードが載っていたので紹介するよ。
ハリソン
大きい蛙と小さい蛙
大きい太った蛙と小さな蛙が牛乳桶に落ちました。深くて、周りがつるつる滑ります。何とか外に出ようと、2匹は何時間も泳ぎ続けましたが、やがて大きな蛙は疲れきり、低く唸りました。「小さい蛙君、僕はもうだめだ」そう言って、桶の底に沈んでいきました。
小さな蛙は思いました。諦めたら死んでしまう。泳ぎ続けなきゃ」。さらに2時間ほどが経ち、もうこれ以上はがんばれないと思いましたが、死んでしまった大きな蛙のことを思い出し、意志を奮い立たせました。「諦めれば死あるのみ。死がやってくるその時まで。僕は泳ぎ続けるぞ。生きているかぎり、希望はある。諦めたりしない」
小さい蛙は強く決意し、無我夢中で泳ぎ続けました。何時間経ったでしょうか。疲れた体が麻痺し、もう泳げないと思ったそのとき、ふいに何か硬いものが足に当たりました。ずっと、掻き続けたことで、牛乳がバターになっていたのです。小さい蛙は大喜びでバターのかたまりの上に立つと、桶から飛び出して自由を手に入れました。
ハリソン
この話は、人生の困難に直面した際の二つの異なる反応を示しているよ。多くの人は大きな蛙のように途中で諦めてしまいますが、小さな蛙のように目標に向かって忍耐強く努力し続けることが大切であるというメッセージが込められているよ。また、どんなに厳しい状況でも、希望を持って努力を続けることで、思わぬ方法で解決策が見つかるかもしれないということを教えてくれているよ。
ハリソン