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接頭辞、接尾辞とは

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接頭辞とは

接頭辞(Prefix)は、英語の単語の前に付けられる要素で、その単語の意味や文法的な特性を変化させる役割を果たします。接頭辞は単語の前に来るため、元の単語の意味を補完したり変化させたりします。接頭辞はさまざまな種類があり、否定や位置、時間、数量、関係などの意味を持つものがあります。

以下に代表的な接頭辞とそれらが持つ意味について説明します。

ad-(~へ、~に向かって、を表す接頭辞):
これを付けると、単語の意味が「特定の動作」「方向性」を示すものになります。例えば、"minister"(大臣)に"ad-"を付けると"administer"(管理する、治める)になります。

con-, com-, co-(一緒に、共に、を表す接頭辞):
これを付けると、単語の意味が「一緒に動いたり、共に作用する」ものになります。例えば、"form"(形)に"con-"を付けると"conform"(従う)になります。~に従うは、conform to~になります。

de-(離れる、取り除く、を表す接頭辞):
これを付けると、単語の意味が「何かから離れる、取り除く、逆の状態」を示すものになります。例えば、"press"(押す)に"de-"を付けると"depress"(押し下げる)になります。

sub-(下に、下位の、補助的な、を表す接頭辞):
これを付けると、単語の意味が「何かが下に位置し、下位の、または補助的な概念を表す」ものになります。例えば、"marine"(海の)に"sub"を付けると"submarine"(潜水艦)になります。

sur-, super-(上に、過剰に、を表す接頭辞):
これを付けると、単語の意味が「何かが上に位置したり、超越したりする、または周りを取り囲む概念を表す」ものになります。例えば、"pass"(通る)に"sur"を付けると"surpass"(上回る)になります。

in-,im-, en-(中に、を表す接頭辞):
これを付けると、単語の意味が「何かが中にある、内側の、または否定的な概念を表す」ものになります。例えば、"come"(通る)に"in"を付けると"income"(収入)になります。

mono-/uni-, bi-/du, tri-, multi-(数を表す接頭辞):
これを付けると、単語の意味が「数を表す」ものになります。例えば、"cycle"(輪)に"mono"を付けると"monocycle"(一輪車)になります。

un-, -im, -in, -a(否定を表す接頭辞):
これを付けると、単語の意味が「否定的な」ものになります。例えば、"happy"(幸福な)に"un-"を付けると"unhappy"(不幸な)になります。

re-(再びを表す接頭辞):
これを付けると、動詞の意味が「再び行う」ことを示します。例えば、"use"(使う)に"re-"を付けると"reuse"(再利用する)になります。

pre-(前を表す接頭辞):
これを付けると、単語の意味が「前に」行うことを示します。例えば、"view"(見る)に"pre-"を付けると"preview"(前もって見る)になります。

mis-(誤りを表す接頭辞):
これを付けると、動詞の意味が「誤った」行動や状態を示します。例えば、"understand"(理解する)に"mis-"を付けると"misunderstand"(誤解する)になります。

ab-, dis-, se-(逆行や否定を表す接頭辞):
これを付けると、動詞や形容詞の意味が「逆行する」または「否定的な」ものになります。例えば、"like"(好む)に"dis-"を付けると"dislike"(嫌う)になります。

over-(過剰を表す接頭辞):
これを付けると、単語の意味が「過度な」状態を示します。例えば、"whelmed"(圧倒された)に"over-"を付けると"overwhelmed"(圧倒されすぎた)になります。

ex- (外側や過去を示す接頭辞):
これを付けると、単語の意味が外側や過去の関係を示します。例えば、"husband"(夫)に"ex-"を付けると"ex-husband"(元夫)になります。

接尾辞とは

接尾辞(Suffix)は、英語の単語の末尾に付けられる要素で、単語の意味や文法的な特性を変化させる役割を果たします。接尾辞は単語の最後に来るため、単語の形や意味を変えたり、新しい単語を作ったりします。接尾辞も多様な種類があり、名詞、動詞、形容詞などの部分的な意味を表現します。

以下に代表的な接頭辞とそれらが持つ意味について説明します。

-less(欠如、ないを示す接尾辞):
これを付けると、単語の意味が「欠如」や「ない」を示します。例えば、"fear"(恐れ)に"-less"を付けると"fearless"(恐れない)になります。

-ful(十分に備わっていることを示す接尾辞):
これを付けると、単語の意味が「ある特性が十分に備わっていること」ことを示します。例えば、"joy"(喜び)に"-ful"を付けると"joyful"(喜びに満ちた)になります。

-er(~する人、~するものを示す接尾辞):
これをつけると、単語の意味が「~する人、~するもの」を示します。例えば、"teach"(教える)に-erを付けると"teacher"(教師)になります。

-ment(動詞から名詞に変わる):
これを付けると、単語の意味が「動詞から名詞」に変わります。例えば、"govern"(倒置する)に-mentを付けると"government"(政府)になります。

-tion(動詞から名詞に変わる):
これを付けると、単語の意味が「動詞から名詞」に変わります。例えば、"create"(創造する)に-tionを付けると"creation"(創造)になります。

これらの接頭辞、接尾辞を理解することで、単語の意味や用法がより明確になります。しかし、注意が必要で、全ての接頭辞、接尾辞が全ての単語に適用されるわけではないため、実際の文脈での使用例も重要です。少しずつ接頭辞を学んで、実際の文でどのように使われているかを見ていくことで、より自然な英語表現を身につけることができます。

リリィ
英単語をたくさん覚えるにはどうしたらいいの?
接頭辞、接尾辞をまず覚えてみて。
あと、写真や絵といっしょに単語を覚えることも大切だよ。
イメージできない単語はすぐに忘れてしまうよ。
ハリソン