感謝の心に眠っている力

「与える人には、幸運のギフトがやって来る」という本の中で、感謝に関する解説が載っていたので、内容を一部抜粋して紹介するよ。

パナソニック創業者である松下幸之助は、「感謝の心が高まれば高まるほど、それに比例して幸福感が高まっていく」「苦労を語る前に、私はまず自分自身の幸運に感謝したい」という言葉を残しているよ。感謝の心には理屈では言い表せない不可思議な力が眠っており、特に「幸運のギフト」を生み出す源泉になるようだね。

また、この本の中では、以下のように感謝の解説が書かれていたよ。

私たちは健康で仕事も順調で、日々の暮らしがうまくいっている時は、比較的簡単に感謝の心を持つことができます。でも真の意味で感謝しなければならないのは、そういう快晴の日ではありません。何をやってもうまくいかず、苦しい立場に追い込まれた雨の日なのです。それも土砂降りの雨の日なのです。土砂降りの雨の日こそが神様(宇宙=大自然の摂理)が私たちに与えてくれた試練であり、心から感謝しなければならない時なのです。なぜならその試練を超えることによって、私たちはより大きく成長できるからです。逆に言うと試練のないところに幸運のギフトは届かないのです。嫌な出来事、辛い出来事に遭遇した時は多少落ち込むのは仕方ないでしょう。しかし、いつまでも引きずっていてはいけません。涙を拭いて気持ちを切り替えて「運命改善のいいチャンス」だと思って感謝する癖をつけましょう。その都度その思いが宇宙に刻印されていってやがて全ては解決の方向へ向かうはずです。

これから困難な出来事に遭遇した時には、まず感謝の心を持ってみよう。必ず、問題解決の糸口が見つかるはずだよ。