アメリカのAI人材はどこに向かっているのか？

それについてはThe Economist JUNE 15TH-21TH 2024に関連する記事が載っていたので一部分を紹介するよ。以下は記事の抜粋。

AI人材の行き先の一つは、AIブームを牽引し、ハードウェアを超えてソフトウェアやアプリケーションにも野心を広げているグラフィックス処理ユニットメーカーのNvidiaです。今月、Nvidiaの時価総額は3兆ドルを超え、世界で最も価値のある企業であるマイクロソフトに迫る勢いです。他には、Databricks（データベース企業）やOpenAIのような、より成熟したスタートアップに移った人たちもいます。しかし、大手テック企業を離れた人のうち7人に1人は、まだ製品や発表をしていない「ステルスモード」のスタートアップに向かいました。2017年に発表された論文「人材の定着が全て」が、生成AIのアルゴリズム基盤を提供したとき、同論文の8人の著者全員がグーグルを去りました。そのうち7人は自身の企業を設立し、他の1人はOpenAIに参加しました。小規模なスタートアップに移る動機の一つは、経済的なものかもしれません。成功した企業において持ち株の恩恵は、大手テック企業が提供する給与や株式報酬を容易に上回る可能性があります。

今後、AI人材の動向とともに、大手テック企業のGAFAMの業績に注目する必要があるね。